パフォーマンス向上のための投球動作✖️足部【トレーナーマニュアルvol.74】

パフォーマンス向上のための投球動作✖️足部【トレーナーマニュアルvol.74】

投球時の距骨下関節・横足根関節

投球時、軸足と踏み込み足の機能は異なります。
軸足:バランスを取る→蹴り出す
踏み込み足:加速した身体を支え、踏ん張り、力を逃す

軸足の機能はセットポジションで両足の支持基底面内にある重心を軸足に移動しバランスをとることや、Wind-upから捕手方向へ重心を移動するために足部を硬め蹴り出す役割があります。
踏み込み足は軸足から移動してきた身体を支えて踏ん張り、上半身の力を逃すようにしなければなりません。(イメージは車の回生ブレーキ)

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https://evdays.tepco.co.jp/entry/202205/31/000031より抜粋


足部で下記の動きが出来れば重心移動や上行性の良好な運動連鎖が遂行可能となります。

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AccelerationからFollow throughにかけてのポイントはステップ足の肢位と安定性です。加速してきた身体を急ブレーキや力が抜けないように踏み込み、止めなければいけません。

Acceleration時、接地が回内位になると下腿は内側に傾き股関節に力が入りにくくなります。そうなると骨盤の回旋量は低下、もしくは捕手方向に突っ込んでしまいます。

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●なぜステップ足の下腿が安定しないのか
●ステップ足を安定するためのエクササイズ

理想の足部の動き・距骨下関節不良肢位と投球フォーム・足部エクササイズを今回もお話しさせていただきます。

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トレーナーマニュアル2022

C-I Baseballでは
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野球トレーナーマニュアル|C-I baseball|note【C-I Baseballトレーナーのトレーナーマニュアル】 投球障害肩・肘、腰痛、捻挫、肉離れ、下肢障害など野球におけるnote.com

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・・・・・・・・・・以下本文・・・・・・・・・・

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距骨下関節の肢位

距骨下関節肢位は中間位・回内位・回外位の3通りあります。
距骨下関節には回内・回外を分ける『中間点』があり、その肢位は左右により中間位は異なります。
私は非荷重位(OKC)で評価を行います。
異なる中間位の評価方法は過去の記事をご参照ください。

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投球時足部の肢位と動き

Accelerationからの足部機能はブレーキをかけてその力を下肢→骨盤→体幹→上肢といったように上行性へのエネルギーが伝わります。

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投球障害肩の病態と動作|小林弘幸noteから抜粋
※松久孝行 他:投球動作解析の検討. 肩関節. 26巻第2号. 401-405. 2002
引用改変


Late cockingでの足部の機能がAcceleration、Follow throughと影響します。Accelerationでは距骨下関節は中間位になることでステップ脚は安定します。

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回内位で接地するとステップ脚の膝は内側(Knee-in)に入ります。

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Acceleration 理想のステップ足肢位

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Accelerationでは距骨下関節肢位は中間位が理想です。

Follow through  理想のステップ足肢位

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距骨下関節不良肢位と投球フォーム

ステップ足不良肢位

ステップ足距骨下関節が回内しているために下腿の傾きが大きくなるのと下腿内旋がみられます。

回内接地はBall releaseからFollow throughの肩関節まで影響が及びます。
回内接地は足趾が使いにくい状態になり膝がKnee-in、股関節内転内旋、骨盤左回旋低下、体幹前傾低下、Follow throughで肩関節後面のストレス増大します。

●回内接地➡️足趾機能低下➡️足底後方重心
●回内接地➡️下腿内旋、内側傾斜➡️ Knee-in➡️股関節内転・内旋➡️骨盤左回旋・前傾低下➡️体幹前傾・回旋低下➡️肩関節内転・内旋増大

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