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はじめに
前置きが長くなりましたがここから今回の内容に入ります。
投球障害”肘”の病態に関しては、過去のNoteをご覧ください。
https://c-ibaseball.com/pitching-disorder-elbow-condition-motion
投球障害”肘”は、
肩関節の問題や肩甲胸郭関節の問題、全身の問題が波及して
肘関節へ負担をかけて障害がおこる、
被害者的な部分が多いかと思います。
例えば、投球時に矢状面上から見て
ダブルプレーンになっておると
肘関節へかかる負担が大きくなってしまいます。
左図がシングルプレーンといい、負担のかからない投げ方。
右図がダブルプレーンといい、負担のかかる投げ方。
ダブルプレーンは肘関節が外反ストレスをかけて
特に肘内側に大きな負担をかけます。
左図がシングルプレーン・右図がダブルプレーン
前額面上からでも
胸椎・胸郭の伸展が不足してしまうと
これも肘関節へ負担をかけます。
左図は、肘関節が過剰に屈曲してしまい
より負担をかけてしまう。
簡潔にいうだけでも
これだけ全身の問題があって、肘関節へ負担をかけます。
しかし、
しばらくの時間このように肘関節へ負担をかけ続けると
肘関節周囲筋へ負担がかかり、
可動域制限や筋出力が出にくくなることがあります。
そこで局所的な治療をしなくてはなりません。
肘関節周囲筋を中心としたケアは、下記の新海先生が書かれたNoteを参考に
セルフケアの方法を学んでいただけたらと思います。
https://c-ibaseball.com/trainer-manual-vol90
今回は、
末梢神経を中心としたことを学び、
そこから治療へと発展していけると良いかと思います。
肘関節に関与する末梢神経
肘関節に関連する末梢神経は
・筋皮神経(上腕二頭筋・上腕筋)
・腋窩神経(上腕三頭筋長頭)
・橈骨神経(上腕三頭筋)
・正中神経(前腕屈筋群)
・尺骨神経(上腕三頭筋短頭)
の5つになるかと思います。
それぞれ支配筋があり、
走行を理解しておくと筋のタイトネスや筋出力低下がある時、
感覚低下やしびれ痛みがある時に有効かと思います。
なぜ末梢神経をアプローチするかは
下記を参考にしてください。
しっかりと評価をしたうえで
神経に対するアプローチをする部分としては、
下記の円で色ついているところに対して徒手療法をしていきます。
理由としては下記からの各論部分を参考にしてください。
筋皮神経(上腕二頭筋・上腕筋)
筋皮神経が支配する筋は
上腕二頭筋・上腕筋です。
上腕二頭筋
まずは上腕二頭筋の絞扼部位として広く知られているのが
烏口腕筋の貫通部位かと思います。
※Guerri-Guttenberg RA, et al.: Classifying musculocutaneous nerve variations. Clin Anat. 2009 Sep;22(6):671-83. より引用改変
この部位で絞扼や圧迫が生じてしまうと
上腕二頭筋のタイトネスや筋力低下が生じてしまいます。
直接的に烏口腕筋や筋皮神経へ徒手療法をして
アプローチしていきます。
下記はエコーと徒手介入動画です。
上腕筋
次に上腕筋のアプローチ部分です。
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