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C-I Baseballの佐藤康です。
以前に配信しました「こどもの運動能力を伸ばす-理論編-」の続編として、今回は実践編をまとめていきます。

■アカデミー実績
2023年12月よりアカデミーでの指導が開始し、現在2年目になります。今日では30名以上の小中学生が参加しております。
トレーニング指導では、小中学生では体のサイズや成長も異なることから、小学生・中学生に分けて対応しています。
小学生クラスにおいて、2024年期では年間を4期に分け、
・基本動作
・スローイング
・バッティング
・スプリント
上記の4テーマを掲げて、トレーニング指導をしてきました。

それぞれの動作に求める運動機能や基本動作を中心にフィジカルテストを3ヶ月おきに実施し、選手へのフィードバックを通して、自分の身体機能の現在地を認識してもらっています。

今回の記事では、基本動作と野球の動きの変化をテスト結果をもとに「運動能力を伸ばす」見解をまとめていきます。
■投球動作と基本動作
まずはじめに、投球能力のパフォーマンス指標としては、「球速」が挙げられると思います。速い球速には、運動能力以外にも体重など、身体のサイズなどを含めてさまざまな要素があります。
基本動作能力が高い=球速が速いわけではないですが、成長期のうちに、それらが投動作に求める割合は大きいと捉えています。
ただ、球速の優れた選手は、所属するチームで投球機会も多いため、故障のリスクも高いことは想像されやすいかと思います。
(例:1試合の中で、ピッチャーとキャッチャーをこなすなど)
小学生の段階で、野球肘をはじめとする投球障害をきたすと、重症度によっては選手の未来にも影響するため、投球の動作における障害リスクも併せて注視しておくべき要素です。

当アカデミーでは、球速測定・投球動作と並行して、動作に求められる基本動作能力の評価を進めています。
▶基本動作評価
学童期における投球パフォーマンスと体力因子との関連として、
以下の学会報告されています。
投球パフォーマンスと関連がみられた項目として後方メディシンボール投げと軸足バランス能力があ り,下肢から上肢への力のスムーズな伝達が投手のパフォーマンスを高めることを推察させる.
坂田淳 他:リトルリーガーにおける投球パフォーマンスに影響を与える体力因子、日本アスレティックトレーニング学会第9回学術大会


当アカデミーでは、軸足バランス能力をみる指標として、片脚支持+姿勢制御を考慮したテスト行っています。
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