■CIBトレーナーマニュアルについて
①野球現場でのトレーナー活動
チームトレーナー、育成年代への関わり、パフォーマンスについて
②臨床現場での選手への対応
投球障害への対応、インソールからの介入
③ゲストライターによる投稿
バイオメカニクス、栄養…など各分野の専門家の方が執筆しています
④C-I Baseballメンバーによる投稿
2020年からC-I Baseballへ加入し育成メンバーとして活動していたメンバーがライターとして情報を発信しています。
C-I Baseballで学び、成長していくメンバーの投稿もぜひお楽しみにしてください!
■Introduction
スローイング動作における肘関節後方障害には
- 肘頭骨端線離開
- 肘頭骨端線閉鎖不全
- 肘頭疲労骨折
- 後方インピンジメント障害
- 変形性肘関節症
など様々な病態が含まれています。
後方障害の発生要因は加速期終盤やBall Release から Follow-through にかけての外反+伸展ストレスが報告されています。
投球による肘関節後方障害の発生機序は、レイトコッキング期から加速期でのvalgus extension overload(VEO)やフォロースルー期でのmechanical door stop action とされている。
Wilson FD, Andrews JR, Blackburn TA, et al: Valgus extension overload in the pitching elbow. Am J Sports Med. 1983 ; 11 : 83-8.
伊藤惠康,宇沢充圭,松賢次郎ほか:スポーツ障 害 成長期におけるオーバーユース(野球肘) 肘 頭骨端離開・肘頭疲労骨折について.日臨整誌. 2002;27:38-42.
肘関節内側障害はMER、後方・外側障害はリリース時に最も疼痛が発生している。
坂田淳ほか:肘関節理学療法マネジメント. MEDICAL VIEW. 29. 2020
臨床においても肘関節後方に疼痛を訴える選手の多くがボールリリースでの症状を訴えている印象です。
理学療法介入のポイントとしてもMechanical Door Stop Actionを生じさせないことが挙げられますがリリースPhaseに突入する前に十分に肩甲帯・胸郭を含めた肩関節外旋可動域が確保されている必要があります。
MERにおけるTotal External Rotationを確保することはSingle Plane獲得のために必要であり、その後の肩甲上腕関節内旋+前腕回内の連動に繋がります。
MERにおける十分なTER獲得のための徒手的な介入やエクササイズなどは過去の記事でもいくつか載せておりますのでご参考にしていただけたらと思います。
■エクササイズ・介入
|胸郭に関する介入
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