C-I Baseballスタッフの高橋塁です。
前回、前々回は『チームトレーナーの活動:学童野球』と『チームトレーナーの活動:中学野球』についてお話しましたが、今回は、現在、携わっている高校野球の『チームトレーナーの活動』についてお伝えしていきます。
まずは、私の自己紹介を簡単に。
![高橋塁プロフ写真①](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65150210/picture_pc_6bd590664c0a135757252cb8807b7480.jpg?width=800)
私自身は香川オリーブガイナーズ(独立リーグ)、横浜DeNAベイスターズ(NPB)の専属トレーナーを経験後、現在は、学童野球にはじまり、中学硬式、高校野球、大学野球の各カテゴリーで、チームトレーナーを務めています。
このような経験から各カテゴリーごとのトレーナーとしての関わり方について、シリーズとして紹介しています。
今回は、高校野球の年代に実際に、私が年間を通して、どのように指導しているかを紹介していきたいと思います。
シリーズ第1回目は『チームトレーナー活動:学童野球』
シリーズ第2回目は『チームトレーナー活動:中学野球』
今回は、『チームトレーナーの活動・高校野球』ということで、まずは、高校野球の「ピリオダイゼーション」を考慮に入れながら、時期により、トレーナー活動の内容を臨機応変に対応していくことが必要です。
高校野球の「ピリオダイゼーション」については下記、記事をご参照ください。
学童期や中学生を対象とした場合には「スキャンモンの発達曲線」や「ゴールデンエイジ理論」を特に意識しないといけないと考えます。
![スキャンモン](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65159640/picture_pc_6934e36e5abb8d3aaf47b11a7d8b1efe.png?width=800)
![ゴールデンエイジ理論](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65159770/picture_pc_6690ecac2f2b5312eed7e086b44cb529.png?width=800)
高校入学までは、特に年齢により細分化したメニューを提供していくことが重要となります。
結果、コーディネーション能力向上へのアプローチも重要となっていきます。
![コーディネーション理論](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65160207/picture_pc_ed35329e9b6f4757755acbe995b3b90e.png?width=800)
高校球児には上記の事が過去に処方されていたと仮定して、トレーナーとしてアプローチしていきます。
高校野球は高校3年生で夏の甲子園に出場したとしても約2年4か月程度です。
トレーナーとして、選手の能力を怪我無く、最大限発揮できるように、サポートしていきます。
私のトレーナー活動も年間を通して、トレーニング指導ばかりを行っているのではありません。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65160964/picture_pc_aa9fc2e11e60eedaf312287a6449a589.png?width=800)
高校球児へのアプローチを年単位で考え、その時期に応じた、トレーナー活動を行っています。
まずは、各自時期に応じたトレーナー活動を紹介していきます。
準備期のトレーナー活動
一般的に高校野球では、夏大会後に新チームになり、その後、秋大会が終了したちょうど今の時期が来夏に向けての『準備期』となります。
![オフシーズン③](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65183531/picture_pc_94f17d13e66209aedf217ae71b13d96e.png?width=800)
一般的に『オフシーズン』という表現になるかと思います。
『準備期』に入り、すぐに高負荷でのトレーニング開始というわけではありません。
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