Late cockingからの踏み込み脚の機能を足部から変える編【トレーナーマニュアルvol.42】

Late cockingからの踏み込み脚の機能を足部から変える編【トレーナーマニュアルvol.42】

いつもトレーナーマニュアルをご購読頂きありがとうございます。
C-I Baseballの足部担当の須藤慶士です。

前回までの記事はWind-up〜Early cockingまででした。
今回の記事は『Late cockingからの踏み込み脚の機能を足部から変える』です。

投球時踏み込み脚が不安定なためにフォームが崩れるということはありませんか?インソールで動作改善をしてみませんか?

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どの投球相でどのように崩れるのか?
足部評価と姿勢・動作評価ができると投球動作の、どのフェーズで崩れるのか予測できるようになります。
さらには、足部からのアプローチで投球動作の改善が可能にもなります。

今回の記事は投球動作に対しての評価・インソールを記載しております。

今回のポイント

Late cocking
・過回内にならない事
・距骨下関節指標中間位キープ
・足趾屈曲が強くならない事
Acceleration
・母趾が使える事

前回はWind-up〜Early cockingまでの足部について記載しました。
軸足が機能しなければもちろん踏み込み脚は崩れてしまいます。

今回からCIB 記事をご覧になった方は前回記事を参考にしてください。

記事はこちら⬇️

https://note.com/embed/notes/nb7642deff968→Vol.36リンク貼る

そのほかの記事はこちらから⬇️

野球トレーナーマニュアル|C-I baseball|note【C-I Baseballトレーナーのトレーナーマニュアル】 投球障害肩・肘、腰痛、捻挫、肉離れ、下肢障害など野球におけるnote.com

・・・・・・・・・以下本文・・・・・・・・・

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チェック項目

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どの相で崩れやすい動作が見られるのか?
①姿勢・動作チェック
②足部チェック
③投球動作フェーズチェック

①姿勢・動作チェック
 ・姿勢
 ・回旋
 ・歩行

②足部チェック
 ・距骨下関節評価

③投球動作フェーズチェック
 ・投球動作フェーズでの距骨下関節肢位
 ・過回内、Knee-in
 ・突っ込み

姿勢・動作チェック

姿勢、回旋、歩行動作を評価します。

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チェックポイント

姿勢:投球側肩甲帯位置、骨盤位置

肩甲骨:下制しているとEarly cockingで肩関節外転しにくくなり肘下がりにつながりやすい

骨盤:静止立位時に投球側への回旋・下制がみられるとLate cockingで骨盤回旋量低下しやすい(投球側距骨下関節が関係)

静止立位時に非投球側への回旋・下制がみられるとLate cockingでKnee-inがみられやすい(踏み込み側距骨下関節が関係)

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回旋:投球側回旋量、非投球側回旋量


投球側回旋量が大きい場合:Wind-up〜Early cocking安定しやすい

非投球側回旋量が大きい場合:Late cocking〜安定しやすい


投球側回旋量が大きい場合はLate cockingからの投球動作は不安定になりやすい
と予測できます。

理由
非投球側の距骨下関節が回外しにくいために回旋量が低下していると考えられます。
距骨下関節が回外しにくいという事は、投球で踏み込んだ時点で回内傾向になりやすく運動連鎖でKnee-inすることが考えられるからです。

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歩行動作:歩行時骨盤・肩甲帯の下制量


ICで投球側肩甲帯・骨盤下制が大きい場合
:肘下がりの傾向が予測できる

ICで非投球側肩甲帯・骨盤下制が大きい場合:Accelerationから骨盤の非投球側へのSWAYがおこりやすい

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足部チェック

距骨下関節評価

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踏み込み脚足部の過回内により内側縦アーチの低下や扁平足が起こると、踏み込んだ際に投球動作が崩れやすくなります。

まずは距骨下関節評価を行い、足部形態がどうなっているのかをチェックしましょう。

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距骨下関節評価はこちらの記事をご参照ください⬇️

投球動作フェーズチェック

 

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踏み込み脚は以下のような現象が起こると考えます。

・上体のつっこみ・沈み込み
・Knee-in
・骨盤が回旋しない

小林さんの記事で述べられているものを以下に記載します。
小林さん記事⬇️

https://note.com/embed/notes/nef4dd275f225→Vol.39リンクを貼る

●踏み込み脚において、股関節の重要な機能の一つとして、伸展機能が重要
●踏み込み脚機能が低下すると、上体のつっこみ・沈み込みが生じ、肘下がりや、肩関節の過外旋が生じてしまう
●股関節伸展機能は大殿筋が重要
(一部改変)

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これらの事は足部の接地や状態により起こることがあります。
筋力低下や柔軟性も関係しますが、地面に接しているのは足部ですので動作チェックを行う際は足部の接地を確認してみましょう。

フェーズで考えられる事

 ・Early cocking:肘下がり
 ・Late cocking:踏み込み脚足部過回内、Knee-in
 ・Acceleration:突っ込み、踏み込み脚足部過回内or回外(足趾機能低下)

投球動作フェーズ距骨下関節肢位


Late cocking:距骨下関節中間位
Acceleration〜:距骨下関節中間位〜回外位

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