投球障害を足部から改善するための 距骨下関節評価・アプローチ・テーピング編【トレーナーマニュアルvol.3】

投球障害を足部から改善するための 距骨下関節評価・アプローチ・テーピング編【トレーナーマニュアルvol.3】

C-I Baseballの須藤慶士です。

6月になりC-I Baseballも2年目を迎えることができました!
今年のC-I Baseballが発信する「トレーナーマニュアル」では、

●野球のケガに関わる専門家向けの臨床編

●選手のパフォーマンスに関わる現場編

上記について配信していきます。

現場編の記事です↓↓↓

自己紹介

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スパイクの金具の位置や本数による効果についてなどTwitterで投稿しておりますので一度ご覧になってください!
https://twitter.com/KeijiSudo

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今期はスタッフを増員し、さらにパワーアップした情報を配信していきますので、引き続き、ご参考いただけたらと思います。
これまで多くの方にご購読頂き大変感謝しています。
2021年「トレーナーマニュアル」もぜひご活用ください!

野球トレーナーマニュアル|C-I baseball|note

臨床編は『肩』『肘』『足』を配信してまいります。

『肩』小林弘幸
『肘』新海貴史
『足』須藤慶士

臨床編足部は、半年かけてnoteを読むことで評価からインソールができるようになるようになります!

スライドや動画を多くし、簡単にnoteを見て使えるようにしていきます!

6月:距骨下関節評価・アプローチ・テーピング
7月:横足根関節評価・アプローチ・テーピング
8月:足趾評価・アプローチ・テーピング
10月:距骨下関節インソール
11月:横足根関節インソール
12月:距骨下関節〜足趾インソール

足部✖️投球

投球や打撃を行う際に、『蹴り出し』『踏ん張り』が必要です。

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それらの動きを行うのが『足部』です。

cocking〜accelerationで軸足の構造破綻が起こると下腿内旋し、骨盤の早期回旋が早まってしまいます。さらには、体幹の投球側へ側屈し、肘下がりを起こしてしまいます。


ですから、足部を理解することが重要なのです。

選手の距骨下関節の構造は左右異なります。

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その異なった距骨下関節を評価し、足に適した状態に誘導することができると、選手のパフォーマンスは向上します。

ただ単に内側アーチを上げるというのはよくありません。アーチを上げれば足部構造が良くなるのであれば、我々の仕事はいりません。

痛みや、パフォーマンス低下の理由は足部に起こることはよくあります。

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苦手だという方が多いと思いますが、今回から始まるnoteをご覧になっていただければ半年後には好きになっていることでしょう!

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距骨下関節評価

距骨下関節 指標中間位とは?

外果上下にあるラインが直線になる位置を作り、空間上の地面に対する踵骨底面の向きで距骨下関節回内・回外を評価します。

この肢位を距骨下関節の指標中間位と言います。

指標中間位を軸にして回内・回外と距骨下関節は動きます。
評価は非荷重位(OKC)で行います。

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なぜかと言うと、CKCだと荷重がかかることにより、その距骨下関節だけでなく横足根関節や足趾の機能が含まれるので、純粋な距骨下関節の肢位がわかりにくいからです。
ですから、OKCで距骨下関節評価を行う必要があるのです。

理想の距骨下関節肢位は、OKCでの指標中間位のままの肢位で立位がとれることです。

指標中間位のまま立位保持ができれば、立位動作で距骨下関節の回内・回外の動きがスムーズに行えるようになります。

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距骨下関節 指標中間位 評価

●選手に長座位または仰向きになってもらいます。(脱力できる姿勢)
●膝蓋骨を正面に向けます。(膝蓋骨を正面に向けた肢位が膝関節正面)
●下腿の捻転を見ながら、足尖の向きを決め足尖の方向から足部を見ます。(足尖は踵と第2趾を結んだ線)
●足尖の方向から外果上下にある凹みと踵骨外側面のラインを結び直線になる肢位を作ります。(踵骨を回内・回外させて直線を作る)
●空間上の地面に対する踵骨底面の向きで指標中間位を判断します。

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