今回は「野球選手の腰痛」がテーマです。
はじめに:野球選手×腰痛について
野球選手の悩み:肩・肘だけじゃない!腰痛も!
野球といえば
「肩関節」 「肘関節」
の障害に注目が集まりがちですが、実際には腰痛は肩・肘に次いで発生頻度が高い重要な障害です。
各年代の”腰部傷害”
の割合を見た報告をみると
高校~プロ野球レベルに至るまで、一定数生じていることがわかります。

次に、”傷害”ではなく”腰痛”の報告を見てみると
その割合が大きくなってきます。

小学生の”腰痛症状”で調査してみても
やはり5%程度は過去に腰痛を経験している選手が多いです。

ほかのスポーツと比較し、大学生を対象とした研究では
各種スポーツの中でバレーボールに次いで、野球が腰痛発生率第2位

これらの疫学が示すように、
野球選手は腰痛を一定数抱えていることがわかります。
よって、”野球選手の痛み”をサポートしていく上では
肩痛、肘痛に加えて、腰痛の理解も必要だと考えます。
さらに、休養を要するレベルではなく
「練習や試合は可能だが、腰が痛い」
このような選手は多くいるため、上記の報告以上に
野球選手は”腰痛”を抱えていると思います。

野球選手の腰痛の多様性
選手からの訴え、多様であり以下のようなケースが多い
動作別の疼痛パターン
「投げる時に痛い…」
「打撃の時に痛い…」
「走った後に痛い…」
「捕球体制をとるときに痛い…」
「ウェイトトレーニングのときに痛い…」

これらの症状に対し、前屈・後屈・回旋動作を確認して以下のように分類するのが一般的によく行われるアプローチかと思います。
・屈曲型腰痛
・伸展型腰痛
・回旋型腰痛

そして、これらの所見から機能改善を目的とした介入に落ち着くことが多いのではないでしょうか。

このように運動時痛と身体機能から介入方法を決定していくことは重要です。

このような”動作障害”から考えることに加えて

これを「推測」していくことが重要であると考えます。
なぜ、病態・疼痛の要因の推測が重要なのか
症状の発生源をある程度特定することが極めて重要です。
病態・疼痛の要因を推測することができると、治療方針がと決まってくるためです。
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