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C-I Baseballの佐藤康です。
CIBメソッド現場編では
「新チームでのトレーニング」を
CIB代表・増田稜輔氏との2部編成でお伝えしていきます。
8-9月のこの時期は中学・高校生では
新人戦が開催されることが多いのではないでしょうか。
また、新人戦敗退後は
・来年春まで大きな大会がない
・週末に練習試合がある
⇒大会出場メンバー以外の選手も試合に出る機会が増える
など、多くの選手が実践機会が増えていく時期であると思います。

そのため、実践機会が増える
+来年春・夏までのカラダをつくることが求められてきます。
今回、私は投手編として内容をまとめていきます。

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■新チームで考えるピリオダイゼーション
はじめに、トレーニングの実際の方法を解説していく前に、トレーニングを構成する計画についてまとめていきます。
|ピリオダイゼーション
スポーツ選手が、1年のうちで最も重要な試合に、コンディションをピークの状態で望むために、トレーニングの内容を変化させること
上記にあるように、ピリオダイゼーションとは最も重要となる試合(ピーク)に対して競技の日程を見据えたトレーニングのプログラム方法をいいます。
つまり、年間を一つの周期として、サイクルの中で期分けをしていきます。
主に学生野球では、図のように4~10月が大会期・試合期であり、12月~2月はトレーニングを強化していく期間、その他間の期間は移行期となります。

これらをもとに現在の期間と目標設定をしていきます。
まず、年間のゴールを
最後の夏季大会(中学であれば総体、高校であれば選手権大会)とします。
その中で、
「現在がどの期間にあたるのか。」
「年間の目指す目標に対して現在の位置に何を目指していくのか」
について考えていきます。
▶詳細はコチラ
https://note.com/embed/notes/nb0338ee05cf5?theme=auto
では9月はどのような期間でしょうか。
9月は7,8月から新チームが開始し、大会までの短期間のため、実践練習が中心となり、トレーニングに割ける時間は多くなく、コンディションメニューが中心であるところが多いかと思います。

そのため、教科書的には1年間を1周期としてサイクルを構成していきますが、実際の関わりでは年間にある3大会をそれぞれピークとして考えています。
これらは大会前の状況がすべて異なり、
その時期・状況に応じた対応が求められます。
<中・高生の学生野球の例>
夏季大会で最上級生が卒業し、下級生のチームとなる初の大会
→秋季・新人大会
冬の準備期を経て、カラダの大きさにも変化のある
→春季の大会
年間の集大成である
→夏季大会・総体
▶中学野球のためのピーキング
▶高校野球のためのピーキング
▶大学野球のためのピーキング
■トレーニングを組み立てる前に
先述したピリオダイゼーションやトレーニングの具体的なメニューを考えていく上で、「目標設定」がポイントになります。
なにを目標にするか?
目指す投手像とは?
これを新チームのテーマとすることで
具体的なメニューの指針となります。
チームの大会での勝利を目指す上で、
勝てる投手にするためには、何が必要でしょうか?

上記の他、スタミナや球速、コントロール(制球力)などの
要素が挙がってくると思います。
では、これらのパフォーマンスに
必要な要素はなにが挙げられるでしょうか?
|トレーニングを構成する体力特性
トレーニングを計画する前に、
その選手・チームが
「どんな要素が弱いのか」
「トレーニングにはどんな要素があるのか」
を整理しておく必要があります。
ここが抜けてしまうと、感覚的なメニュー計画・構成になってしまい、自分に合ったトレーニングかどうかの判定がわからなくなってしまいます。
また、ありふれたトレーニング内容の中からなにをピックアップすべきか?トレーニングの本質を理解せずに、「プロ選手が最近やっているから、取り入れている」などということも生まれてしまい、実際その選手にとって過負荷となり、ケガをきたす可能性があるかもしれません。
そのため、まず基礎的なところから整理します。
|基礎体力を整理する
▶体力
「行動を起こす能力」
「行動を持続する能力」
「行動を調節する能力」があります。(厚生労働省)

トレーニングの要素として上記のようなものに大きく分かれます。また、「ーを起こす・ーを持続する能力」はエネルギー系に「ーを調節する能力」はコーディネーション系の意となります。

あらゆるスポーツ競技においても言えることですが、どちらかだけ強化してもパフォーマンスが向上できるわけではなく、バランスの取れた相互的な関係が必要となります。つまり、エネルギー系の体力を十分に機能するためには、動きを制御する調整力(コーディネーション能力)が重要となります。
今回のテーマでもある「投手」では?
投手には持久力も大事な要素ですが、さらに
・筋力や筋パワーの強化
・調整力の強化
・投げ続けられる再現性(パワー・持久力)
が重要であると考えています。
そのため、運動をコントロールする調整力や
柔軟性が重要な位置づけとなってきます。
これらの要素を定期的に測定できることで、
選手個々が自分の現在地を把握し、
課題設定をすることができます。
また、自分のトレーニング効果を数値化し
視覚的にも捉えられることで
トレーニングに対するモチベーションの向上にもつながると考えています。
■投手に求められるトレーニング要素
それでは、各論に迫っていきます。
チームから要望されることも多い
「スタミナ」「球速」を例に解説していきます。
試合期である今の時期は多くの投手が試合で登板できるよう、
・完投能力ができるスタミナ(基礎体力)
・速球をなげるための瞬発力
などの要素を強化していくことが必要となります。
走り込みや投げ込みだけで投手が育成できるかというと、これだけでは最大出力を高めることが難しく、先述した基礎体力の向上を大きく望むことができません。
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