いつもC-I Baseball「トレーナーマニュアル」をご購読頂きありがとうございます!
増田が担当するnoteテーマは「チームトレーナーとして働く理学療法士について」です!
1年間かけて皆様に4つの内容をお伝えしていきます
①チームトレーナーとして働く理学療法士の役割
②チームの障害を予防するために
③理学療法士がチームパフォーマンスにどのように関わるのか?
④今後、理学療法士に求められるスキル、能力について
4本目の今回は
今後、理学療法士に求められる
「スキル、能力」をテーマに執筆していきます。
理学療法士やトレーナーを育成している中で、野球現場に必要な知識やどのような勉強をするべきかについての質問が多く寄せられます。そこで、今回の記事では私が実際に野球現場に出て感じた理学療法士に必要なスキルや知識について紹介します。
理学療法士としての必須スキル、能力について
皆さんは、他業種と比較して理学療法士には「圧倒的なスキル・能力」があることにお気づきでしょうか?
理学療法士が持っている圧倒的なスキル・能力
私が感じる、理学療法士としての圧倒的なスキル・能力は「病態評価・機能評価・徒手技術」です。
皆さん当たり前のようにやっていることですが、理学療法士が持つこのスキルは、他の医療従事者やトレーナーと比較すると圧倒的な差があります。
病態評価〜機能評価〜徒手介入のフローは理学療法士としての強みになります。
このフローは自信を持って良いスキル・能力です。
多職種からは「理学療法士ならできて当たり前」と思われています。
この部分の自信がない方は、第一優先として身につける必要があります。
特に評価スキルに関しては、野球現場では必須スキルになります。
今後、求められるスキル・能力について
前述したように、理学療法士としての圧倒的なスキル・能力を兼ね備えることは重要です。
しかし、近年の野球現場における理学療法士の役割は大きく変化しています。理学療法士が関わる範囲が拡大し、選手のパフォーマンス向上やトレーニング、外傷対応などにも深く関わることが求められています。これに伴い、理学療法士には従来の治療技術に加えて、新たなスキルと能力が求められるようになっています。
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