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C-I Baseballの佐藤康です。
C-I Baseballでは2024年1月より東京都内でアカデミー事業を運営しております。成長期の小中学生を対象に少人数制から、目的に合わせたさまざまな形式で展開しております。小中学生それぞれの年代、身体の運動能力に応じた「野球特化型トレーニング」を指導しています。
今回は、中学新1年生を対象としたアカデミーについてご紹介していきます。
中学生アカデミー
C-I Baseball Academyでの中学生を対象としたトレーニングでは主に少人数制での体制で開催しています。

・4回/月(週1)
・70-80分/回
・少人数制(-4名)
小学生を対象とした大人数のアカデミーでは、選手全体の課題を抽出し、その課題に合わせたトレーニング内容と成長期に獲得しておきたい基礎運動能力の構築をテーマにさまざまな運動経験の実践、協調性、野球に欠かせない基本動作の獲得を図り、指導してきました。

それに対して、少人数制のアカデミーでは、中学生を対象とし、弱点や技術のレベルアップをさらに深ぼるために自分の身体を知り、その課題を克服することをテーマにしています。小学生のカテゴリーでは基本動作の獲得でしたが、中学生では応用を加えたアプローチを図っています。
また、自分の課題を整理したり、トレーニングの管理に自立を促す働きかけも同時に目指しています。

その中で、自分のなりたい選手像・目標・課題を整理しています。
中学生の身体・運動特性
各論に入る前に、中学生の身体の特徴について、おさらいしていきます。

|身体形態
中学1年生では、同じ12-13歳という年齢でも生物学的年齢では1.5~3歳の開きがあると言われており、暦年齢では同学年であっても、選手間で力の圧倒的な差が生じていることになります。

特に野球では、球速・スイングスピードなどのパフォーマンスの研究からも、身体形態における成長の差は多く報告されており、結果的に身体的成長の遅れた選手では不利になる傾向が多いといえます。
身長発育速度年齢(PHVA:Peak Height Velocity Age)
成長期にみられる発育スパートのピークを迎える年齢

引用元:https://www.meiji.co.jp/sports/savas/savasjunior/training/change.html

引用元:https://www.meiji.co.jp/sports/savas/savasjunior/training/change.html

中学生の世代はポストゴールデンエイジとも呼ばれ、筋骨格系の発達が著しく成長し、これまで培ってきた能力に磨きをかける、より質を高めたトレーニングが求められます。
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