今回のテーマ
チームからの依頼
投手のトレーニングプログラム
投手班は佐藤が担当いたします。
チームからの依頼をもとに、オフシーズンにおける目標として、選手個々でセルフコンディショニングが実践できることを挙げました。
シーズン中における障害予防やパフォーマンスに向けたコンディショニングはチームトレーナーがいないとできない・・・ではなく、ある程度は自らが管理することができることを目指しています。
メニューによってウォームアップなどにも活用できたらよいかと考えています。
トレーニングメニューの詳細を決める前にまず、そのプランを考えていきます。プランとしては、選手間でできるセルフチェックをし、固定性・可動性強化→回旋運動を伴う姿勢制御へとつなげていくことを挙げました。
回旋運動(水平面)をつくる上で、必要な縦方向(矢状面)+横方向(前額面)の動きを強化していきます。
※詳細は動画にて解説していますので、ぜひご覧ください!
今回帯同したトレーニング指導では、縦の動き・横の動きをそれぞれ2回に分けて、各1時間、選手に指導してきました。以下はその一例になります。
野手のトレーニングプログラム
投手班は増田が担当いたします。
オフシーズン中のトレーニングのゴールは
「身体の基本動作の獲得」としました。
競技特異的なトレーニングを中心に行なうのではなく
競技特性を理解し、パフォーマンスに必要な各関節の機能
連動性、筋機能などを1から構築していくことを行います。
また、オフシーズンは急なトレーニング強度の上昇により
障害が発生するリスクがあるため
各要素を段階的、計画的にプログラム設定していきます。
今回のトレーニングプログラムの作成では
事前にフィジカルテスト等を行っていないため、選手の身体的状況がわからないまま作成する必要がありました。
なので今回は、選手の身体状況を確認しながらボトムアップ形式でトレーニングプログラムを作成し実施することにしました。
下記の図に示しているように、パフォーマンスピラミッドを使い
土台となる、ポジションやムーブメントの部分を中心に行い
段階的にパワーやスキルに繋げていきます。
トレーニングメニューは、
縦方向・横方向・回旋の3平面の動きに分類し
各要素に必要な上肢ー体幹ー下肢を連動させていくようなメニューを作成しました。
特に重視した点は、1つの関節や筋に特化してトレーニングするのではなく
多くの関節や筋を活動させ動きを作ることを意識しました。
トレーニングメニュー例
解説動画
解説動画は有料部分よりご視聴いただけます。
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