野球金具スパイクのインソールのポイント【トレーナーマニュアルvol.52】

野球金具スパイクのインソールのポイント【トレーナーマニュアルvol.52】

いつもC-I Baseballをご覧いただきありがとうございます。足部担当の須藤慶士です。今回は金具スパイクのインソールパッドの貼り方のポイントをお話し致します。

今回のラインナップはこちら↓↓↓

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はじめに

担当している野球選手に『スパイクを履くと足が痛くなる』と話された、もしくは自分がそうだったなどという経験はありませんか?

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スパイクを履くと痛くなる…なぜだと思いますか?

その理由は、ランニングシューズと異なり金具が付くことで履き心地はかなり変わります。金具の位置により突き上げ感や、ミッドソールの形状がメーカーにより異なるために足に合わないということが考えられるためです。

スパイクは金具の本数・位置はメーカーにより形状が様々です。(同じメーカーでも異なるものもあります)


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野球のスパイクにインソールを作製した経験はありますか?ない方は是非、インソールを外してスパイクを触ってみて下さい。

今回は金具スパイクのチェック項目やインソール 作製のポイントをご紹介致します。

インソールの合わせ方

インソールとは中敷のことですが、スポーツ用品店で見かけるものは、アーチ保持型や、衝撃吸収型、足型をスキャンして作製するインソールなど様々です。

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足型をスキャンしたインソールはフィット感が良いので良いものだと感じると思います。

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しかし、注意しなければならないのはそういったインソールは平らな地面にインソールを置きその上に立ってチェックしているということです。

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インソールは靴に入れるものです。
シューズのミッドソールやアウトソールの形状を考慮しなければ効果は発揮されません。
地面に置いたインソールとシューズに入れたインソールは履き心地は違うし、足の機能が異なるということを知っておかなければいけません。

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インソール作製の理想は、『シューズ』『インソール』『足部』を合わせることです。

野坂さんnote( C-I Baseball メンバー)

https://note.com/embed/notes/n42ac7216e172

インソール作製のチェックポイント


我々C-I Baseballは野球に特化しておりますので、今回のインソールは金具スパイクのインソール作製についてお話しさせていただきます。

野球スパイクは中学生以上だと靴底に金具の物を使用します。(スタッドも可)
金具の種類はメーカーにより異なりますが、同じメーカーでも種類は様々です。


金具スパイクのインソールを作製するためにチェックすること

●ミッドソールの形状
●アウトソールの形状(前後の高低差)
●金具の位置

まずは上記の3つをチェックしてみましょう。

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ミッドソール

ミッドソールは靴の内底です。
インソールを外して触ってみるとフラットではないことが確認できます。

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真ん中の部分が凹んでいるものが比較的多く感じられます。
他には内側アーチ部分が盛り上がっているものもあります。

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*注意点
インソール自体、内側アーチが高くなっているものに対してミッドソールの内側部分が盛り上がっていると、履いたときに内側アーチはさらに高くなる。

アウトソール

横からチェックすると踵部分とつま先部分の傾斜を確認することができます。
金具の高さや、アウトソールの形状によりそれぞれ傾斜が異なる。

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*注意点
踵が高くなると足趾への荷重が増加するので前後バランスは変化する。

金具位置

金具本数が同じでも位置が異なることを確認しましょう。
下の二枚のスライドに写っている金具スパイクの本数はどれも『8本』です。

①②MIZUNO
③asics
④⑤ZETT
⑥SSK
⑦DESCENTE
⑧underarmour
⑨⑩New Balance

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同じメーカーでも金具の位置は異なります。

ですから、同じインソールを使い回す条件は

●同じメーカー
●同じ金具位置

この2つに注意してください。

インソール作製

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