中学野球におけるチームトレーニング② –アセスメントの実際– 後編【トレーナーマニュアルvol.146】

中学野球におけるチームトレーニング② –アセスメントの実際– 後編【トレーナーマニュアルvol.146】

C−IBasebal1期生の平川です。
今回の配信はサポートメンバーシリーズとなります。

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今回は12月に書かせていただいた前回配信の−アセスメントの実際−の後編となります。
前編では,身体計測・ムーブメントチェックについてご紹介しました。

後編では,アセスメントのうちのパフォーマンステストについてご紹介していきます。

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パフォーマンステスト

パフォーマンステストとは

パフォーマンステストとは、筋力、パワー、スピード、アジリティなど競技技術に必要な能力を測定するもので,グラウンドなどの屋外やトレーニング施設での実施,能力の数値化を行うものとされています。

パフォーマンステストの有用性

有用性として身体能力(パフォーマンス)を数値化・可視化することで三者に異なると考えています。

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ー選手-
現状の能力が可視化されることで自己分析をすることができ、自身の能力に気づきを与えることができます。

また、能力分析をすることでそれに対する目標を設定し、設定された目標に向けてトレーニングをしていくことでトレーニングに対するモチベーション向上につながります。


ー指導者-
ある個人が、そのチームのレベルでその競技を行う身体能力を有しているかを判断することは指導者にとって重要です。

なかには、競技経験の不足により能力を発揮しきれていない選手もいるはずです。

そのためパフォーマンステストによる選手能力の把握は試合での起用方法や技術指導の検討に寄与していくと考えています。


-トレーナー-
チーム方針に対して、能力的な課題を精査し、強み・弱みを明確にすることが主な目的になります。

また、フィジカルテストはトレーニング期間の前後に実施することでトレーニングの効果判定をすることができます。

特にトレーナー的観点では、定期的なパフォーマンステスト実施によりトレーニングのプログラム・方向性の確認・修正することで、トレーニングサイクルをうまく回していきます。

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テスト内容

中学世代のチーム測定は、

方法が伝わりやすい、
測定結果がわかりやすい
など

より簡素的である方が良いと考えています。

また測定項目を選択する際は競技特異性、代謝特異性、チーム方針を加味して考えていきます。

以下に参考とするデータをいくつか挙げました。

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