今回、『ウェイトトレーニング』を担当しますC-I Baseballの高橋塁です。
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私自身、2021年、2作目の記事となります。
再度の告知にはなりますが、C-I BaseballのトレーナーマニュアルはBasic版とAdvance版に大きく分かれています。
Basic版では「野球選手のケガにどのように対応するのか?」
をテーマに病態の理解から評価・トレーニング・復帰・予防まで包括的にお伝えしてきました。
Advance版は、トレーニング構成や組み立て方、フィジカルチェック、ウォームアップ方法などをC-I Baseballの各スタッフが各セクションに分けて、野球現場でのグラウンドレベルでの動きについて週刊で配信しています。
ウェイトトレーニング
ウェイトトレーニングは、バーベル、ダンベル、マシンまたは自重などを使い筋肉に負荷をかけ体を鍛えるトレーニングと言われています。
主に筋力の増大、またはそれに伴う筋肉の増量などを目的とするトレーニングの総称とされます。
ウェイトトレーニングの詳細メニューを紹介する前に、トレーニングの原理・原則についてお話していきます。
トレーニングの原理・原則
ウェイトトレーニングはじめ、トレーニングを効率よく行うためのルールとして3つの原理と5つの原則があります。
これらの原理、原則をまず、理解することにより、効率よくトレーニングを行えるようになります。
①トレーニングの3原理
1.過負荷の原理
機能を向上するためには、すでに持っている能力以上の負荷を与える必要性があります。
トレーニングを行う時は、日常生活では行わないような重さを扱うことが重要で、ある程度の重さや動きに慣れてきた場合には、さらに、大きな負荷をかける必要があります。
2.特異性の原理
トレーニングの種類によって効果は変わってきます。
つまり、何か特定の効果が必要なら、それに応じたトレーニングを行わなければならないということです。
そのため、トレーニングによってどのような違いや効果があるのかを知ることが重要になります。
3.可逆性の原理
トレーニングをやめてしまうと、身体が元の状態に戻ってしまいます。
どれほど鍛えても、トレーニングをストップするとその時点で筋力は低下していきます。
ただし、ゆっくりと時間をかけて鍛えた身体は、トレーニングをやめても、元に戻るまで時間がかかりますが、短期間のトレーニングの場合、元に戻るまでの時間も短くなってしまいます。
②トレーニングの5つの原則
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